風林館高校に新任の教師がやって来た。その講師は、これまでに3つの不良高校を制圧してきたという、なりもの入りの大物ティーチャーだった。だが、実際に現れたのは、そんなことを微塵も感じさせない、まるで小学生のようなかわいい女の子。だが、そのかわいい外見とは裏腹に、彼女(二ノ宮ひな子)は、”無差別格闘究極奥義 良い子の体操第一 八宝五円殺“という恐ろしい必殺技を持つ格闘家だった。八宝五円殺とは、闘気吸引体質であるひな子の特異体質を活かした必殺技で、相手に向けた五円玉の穴を通し、相手の闘気を根こそぎ吸い取り、戦わずして戦闘不能にしてしまうという究極の必殺技だった。ひな子の闘気吸引体質の秘密をらんまに語った八宝斎は、このままひな子を放っておけば、いずれ災いは乱馬自身にも及ぶはず、無差別格闘流を守るためにもひな子を倒せと命じる。そして、闘気吸引体質を解除するツボの場所を乱馬に教えるのだった。
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